KAWAKYU AUBERGE · CAFE CONCEPT · 2026-08-20 v0.3

手元の世界観を、1つ選ぶ

空間の素材は設計CGですでに決まっています。淡いオーク・白い立体タイル・ラフな白漆喰・グレージュのブークレ・石のカウンター。だから決めるのは その上に置く手元だけです。「モダン」の中身は人によって違うものが浮かぶので、器の選定に入る前に6方向を並べて1つ選びます。

決めたいのは1つだけ — A〜E のどれで進めるか。F クラシックは「これはやらない」の基準として置いています。返事がなければ B(モダン・ウォーム) で畑さんにお願いする前提で進めます。

器が置かれる場所 — 設計CG(レストラン棟)。ここは変わりません

レストラン棟1F 内観CG 1Fテラス 夕景CG レストラン棟 海側 夕景CG

まず 6 つを目で並べる — 押すとその方向が開きます

候補 Aモダン・ミニマル余白 直線 静けさ
10/8 間に合う
モダン・ミニマルの手元
モダン・ミニマルの素材
素材
モダン・ミニマルの光

STONE / PORCELAIN / STEEL

  • 余白
  • 直線
  • 静けさ
石灰岩
白磁

置くものを減らして、余白のほうを見せる。器は薄く、線はまっすぐ。

この空間との相性
白い立体タイルの壁と白磁が呼応する。ただし淡いオークの床と椅子の温かさとは逆を向く
手元の印象
石・薄手の磁器・直線の金属。余白が主役で、ほとんど何も置かない
価格の理由
作りやすい。「1品しか出さない」ことが潔さに見える
器の入手
既製で揃う。第1波でほぼ完結する
気をつける点
冷たく見えやすい。ゆっくり長居する場としては硬い
候補 A
候補 B / 推奨モダン・ウォームやわらかさ 長居 手ざわり
10/8 間に合う
モダン・ウォームの手元
モダン・ウォームの素材
素材
モダン・ウォームの光

OAK / MATTE CERAMIC / LINEN

  • やわらかさ
  • 長居
  • 手ざわり
淡いオーク
マット釉
生成りリネン
陶土

木とマット釉と生成り。角を落とした素材だけで組み、長く座っていられる手元にする。

この空間との相性
空間と同じ方向。まとまるぶん器だけでは差が出にくい。1〜2点で外す設計が要る
手元の印象
淡い木・丸みのあるマット釉・生成りのリネン。モダンだが、やわらかい
価格の理由
居心地そのものが理由になる。長居を許す設計と噛み合う
器の入手
既製で相当まで揃う。第2波で数点だけ作家ものに差し替えられる
気をつける点
「よくある感じ」に落ちやすい。差は1〜2点の器で作る必要がある
候補 B / 推奨
候補 C作家・土もの不揃い 一点もの 土
10/8 間に合わない
作家・土ものの手元
作家・土ものの素材
素材
作家・土ものの光

STUDIO POTTERY / ASH GLAZE

  • 不揃い
  • 一点もの
濃い木
灰釉
鉄釉
藁灰白

同じ器が2つない。縁の歪みと灰のかぶりが、そのまま価格の理由になる。

この空間との相性
白い空間に土ものがいちばん強く映える。1点で場が締まる
手元の印象
濃い木・手びねりの器・不揃いの縁。1点ずつ表情が違う
価格の理由
いちばん強い。「ここでしか出会えない」が成立する
器の入手
窯元・作家=別注4〜6ヶ月。10/8 には間に合わない。2027年3月向け
気をつける点
割れ・欠けの補充が効かない。運用の手間はいちばん重い
候補 C
候補 D / 新規コースタル・ライト白い砂 反射 風
10/8 間に合う
コースタル・ライトの手元
コースタル・ライトの素材
素材
コースタル・ライトの光

GLASS / PLASTER / SEA LIGHT

  • 白い砂
  • 反射
砂白
淡い青灰
ガラス
流木

白浜の白と海の照り返しを、そのまま手元に持ち込む。ガラス、白漆喰、淡い青灰。

この空間との相性
窓の外の水盤と海に直接つながる。晴天の昼は空間ごと明るくなる
手元の印象
薄いガラス・白漆喰・淡い青灰の器。光と反射が主役で、器そのものは引く
価格の理由
この土地でしか成立しない。白浜まで来た理由と手元がつながる
器の入手
ガラス・磁器とも既製で揃う。第1波で回せる
気をつける点
曇りの日と冬は絵が沈む。夕方・冬の見え方を別に用意する必要がある
候補 D / 新規
候補 E / 新規ボタニカル緑 木漏れ日 常緑
器は間に合う/緑は時間が要る
ボタニカルの手元
ボタニカルの素材
素材
ボタニカルの光

FOLIAGE / CANE / CLEAR GLASS

  • 木漏れ日
  • 常緑
深緑
葉緑
白い鉄

器は白と透明に引いて、テーブルと窓辺に緑を置く。南紀の暖かさで、冬でも緑が落ちない。

この空間との相性
CGの空間に緑は無い。植栽を足す前提になり、什器と維持が別途かかる
手元の印象
器は白と透明。籐と深い緑を添えて、植物のほうを主役にする
価格の理由
空間そのものが理由になる。器の単価を上げなくても高く置ける
器の入手
器は既製で足りる。かわりに費用と手間が植栽・什器へ寄る
気をつける点
植物の世話が毎日の仕事になる。枯れた瞬間に世界観が崩れる
候補 E / 新規
基準(やらない側)クラシック格式 銀器 三段
比較の基準として置く
クラシックの手元
クラシックの素材
素材
クラシックの光

DAMASK / GOLD-RIMMED CHINA

  • 格式
  • 銀器
  • 三段
象牙
金彩
ボルドー

白いクロス、金彩、銀器、三段スタンド。川久本体がすでに持っている世界。

この空間との相性
窓の外の川久本館(クラシック)と、中のモダンという対比が消える
手元の印象
白いクロス・金彩・銀器・三段スタンド。格式のあるアフタヌーンティー
なぜ外すか
川久本体がすでにこの世界を持っている。同じものを出すと「川久1階でいい」になる
使い道
「これとは違う」を説明するときの基準として置いておく
ただし
アフタヌーンティー自体は続ける。形式ではなく器と設えで差をつける
基準(やらない側)

決める前に見ておくこと

00すでに言葉で決まっていること8/13 社長更新 + 設計の与件
  • ターゲットは女性 「白浜に来た女性が絶対に行きたい場所」にする
  • 川久1階と同じものを同じ器で出さない それをやると「川久1階でいい」になる
  • 手元は思いっきりモダンに 川久=クラシックには寄せない
  • 席数が少ないぶん価格は高く その理由を、器と世界観の統一で作る
  • 空間の素材は設計で確定済み 淡いオーク/白い立体タイル/白漆喰/グレージュのブークレ/石カウンター/水盤と海に向く窓
01方向によって、あとから何が変わるか6方向 × 6項目
方向この空間との相性10/8 に間に合うか器の予算価格の説明補充のしやすさ写真映え(女性ターゲット)第2波との接続
モダン・ミニマル白タイルと呼応。床と椅子の温かさとは逆向き間に合う実用グレードで足りる潔さ・削ぎ落とし容易クール寄り差し替えの必然性が薄い
モダン・ウォーム同じ方向でまとまる。差が出にくいのが弱点間に合う実用〜標準居心地・時間容易やわらかく、いちばん撮られやすい数点だけ作家ものに差し替えると効く
作家・土もの白い空間に最も強く映える間に合わない(別注4〜6ヶ月)作家・別注グレード。規模が一段上がる希少性・一点もの。いちばん高く置ける欠けたら同じものが来ない。予備を厚めに個性は強いが、好みが分かれる最初からこれ。第2波そのもの
コースタル・ライト窓の外の水盤・海とつながる間に合う実用〜標準(ガラスの破損率だけ高い)土地の光。白浜まで来た理由と接続容易。ガラスは割れる前提で数を持つ晴天の昼はいちばん強い。曇天と冬は弱い器より照明・窓まわりに効く
ボタニカル空間に緑が無い。植栽を足す前提器は間に合う。緑は4日間では作れない器は安い。費用は植栽・什器に寄る空間そのもの。器の単価に頼らない容易通年で強い。冬に強いのはここだけ植栽を育てること自体が第2波になる
クラシック外のクラシックと中のモダンの対比が消える間に合う(川久本体から転用可)既存の川久資産で足りる格式。ただし川久本体と同じ理由になる容易強いが、川久1階の写真と見分けがつかない—(やらない側)

※ 器のグレード別の概算金額は据え付け計画 §4 と備品リストが正本です。ここには写していません。

0210/8 と 2027年3月は、別々に決めてよいつなぎと本番の2層

2026-08-13 に「本番の器を 10/8 に無理に間に合わせない」と決めています。つまり方向を1つ選んでも、10/8 に出るのは汎用品です。ここが混ざると議論が止まるので、分けて置きます。

いつ何を出すか決めておくこと
10/8〜11(4日間)即納の汎用品でつなぐ。余りは川久本体へ転用「選んだ方向から大きく外れないもの」を選ぶ、という条件だけ渡せば足りる
12月 株主ソフトオープン第1波の実用器(既製)で回す使ってみて、本番の器を決める材料にする
2027年3月 グランドオープン第2波=顔になる器(窯元・作家・別注)10月発注・2〜3月着。ここで方向が効く

※ だからいま方向を選んでも、10/8 の準備は止まりません。むしろ先に選んでおくほうが、つなぎの汎用品も選びやすくなります。

03方向が決まったら、次に決まること連鎖する4つ
  • 畑さんへのお願いの仕方 「モダンで」ではなく「B(淡い木・マット釉・生成り)の方向で」と渡せる。選定が1周で終わります。
  • 柏崎さん・山本さんのチェック基準 可否の理由が「好み」ではなく「方向に合っているか」になる。
  • メニュー表・サイン・写真のトーン 器と紙物がばらけません。ブランド制作(DD社)にも同じ言葉で渡せます。
  • シグネチャーの見た目 同じ材料費でも、盛り方が変わります。出川料理長・Atirom へ渡す条件の一部になります。
決めること誰がいつまで
A〜E のどれで進めるか大竹 → 柏崎さん・社長8月中(器の選定に入る前)
つなぎの汎用品に置く条件大竹9/9 の発注締切まで
第2波で作家ものにする点数大竹・畑さん10月 発注まで

※ 冒頭の3枚は設計CG(実物の空間)です。方向ごとの18枚は AIで生成した方向確認用のイメージで、実際の器・料理ではありません。CGの素材(淡いオーク/白い立体タイル/白漆喰/ブークレ/石カウンター/水盤の窓)を固定したうえで、手元だけを振って生成しています。各方向とも 手元・素材・光 の3カットを、同じエンジン・同じ構図・同じシードで作っています(方向の差だけを見比べるため)。画像をクリックすると拡大します。

データ元:facilities/kawakyu_auberge/_sot/roadmap.md focus(2026-08-13 社長ダイレクション)/decision_board.md テーマ8-C(器の選定ライン・2波・つなぎ方針)/install_plan.md §4(窯元・別注リードタイム)。 イメージ生成:scripts/gen_kawakyu_cafe_moods.py(Flux Pro 1.1 Ultra / raw)。ページ生成:scripts/build_kawakyu_cafe_concept.py