バックカウンターに、
何を、どう置くか

1階カフェ&バー/石の棚と、天井まで届く白いタイルの壁

2026-09-04 / 社内・関係者限り
写真の出どころが2種類あります。 実写は 9/3 の現地写真と、大竹さん提供の正面カット。 合成その正面カットを土台に、棚の上の物だけを差し替えた生成画像です。 壁・棚・照明・椅子は実物。棚に載っている物は置き方のイメージで、候補品の実物ではありません

今の棚

石の天板が細長く1本。奥にLEDが1本走り、そこから壁のタイルを下から上へ洗っています。

9月3日 現地のバックカウンター

実写2026-09-03 現地。棚の下はオークの収納。棚と客席カウンターの間がスタッフの通路。

バックカウンター 正面 空の状態

実写正面から。何も置かない状態でも、光の帯と壁の凹凸で1枚の絵になっています。

三枚が言っていたこと

大竹さんが 9/4 に出した3枚を、同じ縮尺で並べます。

道具と本を高低差で置いた状態

合成水出しの硝子塔2基/本の平積み/酒瓶/花/石の器/白磁の球

これがいい ―― 高さにリズム

高い(塔)→ 低い(本)→ 中(瓶)→ 低 → 高(塔)→ 低。同じ高さの物が2つ以上続かない。 背の低い物が多いので、光の帯が物の隙間から抜けて見える。棚が壁の光を殺していません。 主役になっているのは酒ではなく道具(水出しの硝子)です。

酒瓶を一列に並べた状態

合成ウイスキー等を等間隔で一列

ちょっと微妙 ―― 理由は二つ

光の帯が全部隠れる。瓶の背丈がLEDの高さとほぼ同じで、端から端まで壁の光を塞いでいます。 上の1枚では隙間から抜けていた光が、ここでは一本も出てこない。
「オーセンティックなバー」の記号になる。この店は 「カウンタータイプのパティスリー、もしくはバー。ただしオーセンティックなバーでは全然ない」(8/28 決定)。 瓶の一列は、いちばん避けたい方の看板です。

だとすると、置き方の決まりは三つ

一、同じ高さを続けない
高い物は端と中央に2〜3点まで。あいだは低く。等間隔に並べない。
二、光の帯を、どこかで抜く
棚の奥のLEDは、この部屋でいちばん効いている照明。物で塞ぐ長さを半分以下に。
三、棚に立つのは、使う物
見せるために置いた物ではなく、その日そこで使う道具。所作の背景としての棚。

置き方の型

同じ棚・同じ光で、上の物だけを差し替えたものです。

道具のリズム
A
道具のリズム

大竹さん案から酒瓶を2本まで減らし、豆の硝子瓶と本を足したもの。塔は端と端。

硝子塔は毎日仕込み、毎日洗う物。2基動かす体制か、1基で足りるか。

引き算
B
引き算

塔1基、本、石の器。棚の3分の2が空。光の帯がほぼ全部見えます。

開店の日に「まだ途中」に見えないか。埋めたくなったときに崩れる。

器を見せる
C
器を見せる

白磁の碗と皿を重ね、木の盆を1枚立てる。選んだ器そのものが背景になります。

器の棚は厨房の顔にもなる。清潔さの見え方と、埃。

土地のもの
D
土地のもの

土肌の壺、木の椀、南高梅の硝子瓶。白い壁に対して唯一、色と土が入る案。

食品の瓶が並ぶと売り場に寄る。梅は仕込みが本物であることが前提。

茶の道具
E
茶の道具

石臼、茶壺、鉄瓶、竹の盆。抹茶を看板の一杯に置く場合の棚。

石臼を実際に挽くのか、置くだけか。置くだけなら三の決まりに反します。

生ける
F
生ける

枝一本と石の器だけ。壁がそのまま主役。季節で枝だけを替えます。

道具が一つも無い。所作を見せる店の背景として弱い。

並べて比べる

 高さのリズム光の帯バーに見えるか毎日の手間費用感
A 道具のリズム高低高(○)半分は抜ける道具の店に見える塔2基の仕込みと洗い硝子塔2・瓶類
B 引き算ほぼ低(△)ほぼ全部見える(◎)どちらでもないいちばん軽い硝子塔1
C 器を見せる低が続く(△)下半分が埋まる厨房寄り器の出し入れが増える既存の器で足りる
D 土地のもの高低高(○)半分は抜ける売り場に寄る懸念仕込みが要る壺・椀の調達
E 茶の道具低が続く(△)よく抜ける茶寮寄り石臼を挽くなら重い石臼・鉄瓶
F 生ける1点だけ(△)全部見える(◎)見えない枝の交換だけ花器1

◎○△ は上の「三つの決まり」に対しての評価です。費用は未見積り。

まだ測っていないこと

棚の奥行きと長さ、LEDの高さは実測していません。硝子塔(高さ50〜60cm級)が 奥行きに収まるか、天板の耐荷重、コンセントの位置も未確認です。 型が決まったら、この4点を現地で採ってから物を選びます。

今日、決めたいこと

1 どの型でいくか(A〜F、掛け合わせも可)
推しは A。大竹さんの3枚から酒瓶を減らしただけで、骨格は動かしていません。
2 酒瓶を棚に出すか、下の収納にしまうか
出すなら何本まで。ここが「バーに見えるかどうか」をいちばん左右します。
3 水出しの硝子塔を、何基置くか
2基=絵になるが仕込みが倍。1基+別の高い物、という手もあります。
4 棚の実測を、いつ誰が採るか
奥行き・長さ・LEDの高さ・コンセント。これが無いと物が選べません。