シェフに返す「回転数と価格」を、根拠のある数字にするためのたたき台。出発点は川久のチェックアウトゲスト。この導線が読めれば、来客数も仕込みの量も仕入れの幅も決まる。
まず大枠を選ぶ。選ぶとつまみが一括で動くので、そこから個別に微調整する。
decision_board.md テーマ8(2026-08-11 大竹判断・発注前提)。roadmap.md 集客レーン。decision_board.md テーマ6。このカフェは街なかで通行人を拾う店ではない。お客様は4つの導線からしか来ない。だから「何人来るか」は宣伝の話ではなく、それぞれの導線に何人いて何%が寄ってくださるかの掛け算になる。
| 導線 | 母数/日 | 寄る率 | 平日 | 休日 | 効かせ方 |
|---|
川久の稼働率はこちらで動かせない。動かせるのは、チェックアウトされた方が寄ってくださる割合。8% と 15% では1日の来客が倍近く変わる。打ち手は3つ:
回転数は「頑張れば上がる」ものではなく、1日にお客様の山がいくつ立つかで決まる。このカフェは立地上、山が2つしかない。
濃い藍=チェックアウトの山(午前〜昼)/淡い藍=午後の山(ミュージアム16時の部と外来)/点線=立てるなら別設計が要る3つ目の山。
「休日2回転」は強気でも弱気でもなく、山2つを埋め切る数字。理論上の最大は — 回転なので、2回転は席の使い方としては —%。まだ余白がある側の設定になる。=「あまり入らないと考えている」ようには読まれない。
「3回転」を置くと、夕方にもう1つ山を立てる話になる。それはカフェの延長ではなくバータイム(客単価10,000円想定)の設計で、送迎・人員・深夜酒類提供届まで連動する。3回転は「難しい」のではなく別の商売を1つ足すという意味になるので、議論を分けたい。
= 回転数を「やる気の量」ではなく「山の数」に置き換えると、社長にも現場にも同じ絵が見える。
| 段階 | 時期 | 品数 | 中身 | ねらい |
|---|---|---|---|---|
| 第1段階 | 2026/10/8〜 | 7 | シグネチャー1品(Atirom協力)+コーヒー3+お茶1+炭酸水1+ジュース1 | 品数で勝負しない。1品の質と器・世界観で価格の理由を作る |
| 第2段階 | 2027/2 頃 | 3→6→10 | ロイヤルミルクティー・薄めのカフェラテなど流行りのドリンク+コーヒー自体を一段こだわる | 滞在時間と再訪の理由を作る。※Atiromが第1弾から入ったため要再定義 |
| 第3段階 | 2027/2〜3 | — | 昼=アフタヌーンティー/夜=パフェ の二毛作 | 山を2つに固定する。※同上、要再定義 |
decision_board.md の「カフェ昼 2,500〜3,500」は平均客単価の目標。シグネチャー1品を 5,500円 に置いても、注文比率が —% なら加重平均は —円 に着地する。「高い1品を置くこと」と「平均を3,000円台に置くこと」は両立する。
むしろ高い1品が無いと平均は 2,000円を割る。既存Excelの 1,500円 想定はその状態。
南紀白浜ロックフェス(10/10)の会期に合わせた4日間。通常営業ではなく「読みにくい4日間」なので、ここだけは幅で持つ。日別の係数は下表の通り仮置き。
| 日 | 曜日 | 状況 | 想定来客 | 売上 | 食材費 |
|---|
いまは「使った分をあとから社長に報告する」形になっている。金額の大小ではなく順番の問題なので、4日間ぶんは先に枠を置きたい。
この「いくらまでなら誰が決めてよいか」の線引きは、カフェに限らずオーベルジュ案件全体で要る。承認フロー図として別ページに切り出したい(07)。
| 項目 | 月額 | 年額 | 算出 |
|---|
| 前提 | 既存Excel | この案 | 差の理由 |
|---|---|---|---|
| カフェ客単価 | 1,500円 | — | シグネチャーを高く置き、平均を引き上げる方針(2026-08-13 社長更新) |
| 1日客数 | 15名 | — | 川久チェックアウト導線を分母として数え直した |
| カフェ 月商 | 585,000円 | — | 上の2つの積 |
既存Excelは会員権・レジデンス・レストランを含む3エリア統合のもので、カフェはその一部。ここで置き換えるのはカフェ部分だけ。統合側の更新は別途。
※人件費はこのページでは持たない(支配人・バトラー・コックの兼務前提でカフェ単独に切り出せないため)。正本は『オーベルジュ人件費シミュレーション』および既存Excel「人件費」シート。
| 聞くこと・決めること | 誰に | いつまで | 効く先 |
|---|---|---|---|
| 現地川久のチェックアウト実時刻と、朝の退館の波(何時に何組出るか) | 大美さん/川久フロント | 8月中 | 開店時刻。ここがズレると山①が立たない |
| 現地川久ラウンジ(Musée)の1日客数・客単価の実績 | 大美さん | 8月中 | いちばん近い実測値。仮置きを実数に置き換えられる |
| 現地白浜のカフェ需要の肌感(3,000円台は通るか・平日と週末の差・季節の谷) | 大美さん・畑さん | 8月中 | 「寄る率」と単価の妥当性 |
| 未決荷物預かりと送迎(片道11.5分をどう埋めるか) | 大竹/大美さん | 9月中旬 | 寄る率の上限を決める |
| 未決Atiromにお願いする範囲(4日間で何品・うち何品が監修か) | 唐神社長/森田さん経由 | 8月中 | 仕込み量・原価・器の数 |
| 未決4日間の営業設計(時間・席数・価格・誰が立つか) | 大竹/大美さん | 9月中旬 | このページ全体 |
| 未決飲食店営業許可(10/8 に間に合うか) | 佐藤さん/田辺保健所 | 10/7 | 開けるかどうかそのもの |
| 未決カフェのベース責任者 | 唐神社長/大美さん | 8月中 | 許可申請の着手条件 |
| 未決食材・消耗品の予算枠と決裁ライン | 唐神社長 | 9月上旬 | 現場が自分で買えるようになる |
「白浜のカフェ需要ってどうですか」だと答えが返ってこない。数字で返せる形にする:
facilities/kawakyu_auberge/_sot/decision_board.md(席数・価格レンジ)/roadmap.md focus(第1ゴール・ミュージアム導線)/
オーベルジュ_3エリア統合シミュレーション.xlsx(既存の収支前提)。
このページはたたき台で、SoTではありません。決まった数字は decision_board.md へ戻します。