KAWAKYU AUBERGE · DECISION GATES · 2026-08-19 v0.1 たたき台

決める場所の地図

関係者が増えて「これは誰が決めるんだっけ」が増えてきたので、迷ったときに開く1枚を置きました。決め方を新しく縛るものではなく、いま実際にどう流れているかを書き出して、空いているところを見つけるための地図です。違うところは直していただければ、そのまま正になります。

お金が動く?
02 金額の線引き。いま金額基準が社内規程に見当たらないので、案件ローカルの枠を提案しています
ゲストの目に入る?
ブランドの見え方ゲート。器・サイン・印刷物は柏崎さん・山本さんのチェックを通す(既決)
現場の回し方?
現場ゲート。大美さん・福谷さんが締めて、迷えば大竹へ。社長までは上げない

この地図を作って見つかった、空いているところ 3つ

014つのゲート起案 → 見る → 決める → 残す

決めごとを性質で4つに分けました。同じ「決める」でも通す道が違います。ここに載っていない種類が出てきたら、それが5つ目のゲートになります。

① お金のゲート
備品・食材・什器・外注費。金額が動くもの全般
起案
現場・大竹
要るものと金額を出す
見る
大竹
必要性・時期・枠内かを見る
決める
枠内=現場/枠超=社長
枠の置き方は 02 で提案
残す
稟議 or 発注台帳
社長OK → 千葉さんへ稟議
② ブランドの見え方ゲート
器・カトラリー・サイン・印刷物・写真・館内表示・対外文言
起案
畑さん/シェフチーム
候補を選ぶ
見る=ここが要
柏崎さん・山本さん
通れば採用(2026-08-13 決着)
決める
コアは社長
ブランドの根幹に触れるものだけ
残す
検討ボード テーマ8
決まったら書き戻す
③ 現場の回し方ゲート
SOP・シフト・清掃・送迎・当日判断。ゲストの前で起きること
起案
福谷さん
現地オペとして組む
見る
大美さん
現地実行の最終ハンドラー
決める
現地で締める
迷えば大竹へ。社長までは上げない
残す
SOP・週次サイクル
毎週の会議で確認
④ 法令・契約ゲート
許認可・契約書・販売法務・税務。外に出ると戻せないもの
起案
大竹・佐藤さん
要否と期日を洗う
見る=必ず外部
行政書士・有冨/野口先生
自己判断で進めない
決める
社長・岡田さん/松葉さん
契約は締結権者が必要
残す
permits.md/contract_risks.md
正本に書き戻す

※ ①〜③は「速く回す」ためのゲート、④だけは「止める」ためのゲートです。④は迷ったら止めて外部に当てる、を既定にしています。

02金額の線引き(提案)いくらまでなら誰が決めてよいか

社内規程に金額基準が見当たらなかったので、オーベルジュ案件のローカルな枠として2案を置きました。どちらでも運用は回ります。A案が推奨ですが、緩いと感じられたらB案でも構いません。

金額A案(推奨・現場に寄せる)B案(本部で握る)差はどこか
〜3万円現場(福谷さん・大美さん)が決めて買う現場が決めて買う消耗品・不足補充。ここを止めると開業が回らない
〜30万円大竹が決める(事後に社長へ報告)大竹が起案し、社長にひとことA=報告、B=事前のひとこと。差はここだけ
〜100万円社長にひとこと(Slack・口頭で可)社長にひとこと+稟議既存フローの「唐神さんOK」に当たる段
100万円〜社長OK → 千葉さんへ稟議(既存の KHR 稟議フローに乗せる)ここは既存規程どおり

枠を先に置く、という考え方

いま起きているのは「金額が大きい」問題ではなく順番の問題だと思っています。買ったあとに合計を報告する形だと、社長も判断のしようがなく、現場も止まります。

案件・期間で枠を切って先に決裁をいただき、その中は現場が動く。超えた分だけを上げる。これなら社長の判断は「枠を承認するか」の1回で済みます。

  • 10/8〜11 カフェ4日間の食材(試作含む) 約 19万円 営業シミュレーションの標準ケース + 試作・ロス30%
  • 10/1 宿泊フェーズ1 の備品 239.5万円(発注締切 8/25)/据え付け計画 §4-1
  • 10/8 カフェの厨房・バー・食器 198.0万円(発注締切 9/9)/同上
  • 開業直後の不足補充 枠が未設定 未決必ず出るのに、買う道が決まっていません(検討ボード テーマ8)

※ 金額そのものの正本は据え付け計画 §4-1 とシミュレーションページです。ここには写していません(転記するとズレるため)。

03すでに決まっているゲート確認だけ。ここは動かしません
領域決まっていることいつ
ゲストが手にする器既決畑さんが選び、柏崎さん・山本さんが見て可否を出す。通れば採用2026-08-13
10/8 の器既決本番の器は無理に間に合わせない。汎用品でつなぎ、余りは川久本体へ転用2026-08-13
発注の分け方既決第1波=実用(既製・8月中)/第2波=器の顔(窯元・作家・10月発注)2026-08-11
現地実行既決大美さんが現地実行の最終ハンドラー。全体統括は社長2026-07-03
現地の日常判断既決福谷さんが締める。迷えば大竹・大美さん → 社長2026-07-06
カフェのメニュー監修既決蒼井氏監修は外す。監修者を置かない自主設計で進める2026-07-23
開業スケジュール既決カフェ 10/8〜11 の4日間 → 12月 宿泊ソフトオープン → 2027年3月 グランドオープン2026-08-13
04まだ決まっていないゲート返事がなければ推奨で進めます
決めること誰が推奨(無回答ならこれで進めます)いつまで
金額の線引き唐神社長A案(〜3万=現場/〜30万=大竹/〜100万=社長ひとこと/100万〜=稟議)9月上旬
厨房内の道具をブランドチェックに乗せるか大竹・柏崎さん乗せない(ゲストの目に入るものだけを②に通す)8月中
開業直後の不足補充を誰がどこまで買えるか大竹・大美さん1回3万円まで現地判断・月次でまとめて報告10月まで
カフェのベース責任者唐神社長・大美さん—(許可申請の着手条件なので、こちらでは置けません)8月中
4日間の当日判断者を1人大竹・大美さん—(現場に立つ人が決まってから)10月頭
山本さんの所属・役割大竹 → 確認—(確認して人物台帳へ登録します)8月中

※ 「推奨」を置いていない行は、こちらで置くと実態とズレる可能性が高いものです。金銭・契約・不可逆に関わるものは、明示のご返答をいただく前提にしています。

05この地図の使い方関係者へ共有するときの一言
  • 迷ったら上の3問に当てる。お金/見え方/回し方 のどれかに必ず入ります。入らないものが出たら、それは新しい種類なので教えてください。
  • ここに書いてあるのは「決定」ではなく「いまこう流れている」の写しです。実態と違えばこの地図のほうが間違いなので、直します。
  • 速く回すゲートと、止めるゲートを混ぜない。①〜③は止めるためではなく、迷わないために置いています。④だけが止めるゲートです。
  • 決まったことは検討ボードへ書き戻す。このページは読む面で、正本は decision_board.md です。
データ元:facilities/kawakyu_auberge/_sot/project_roster.md(座組・委譲ライン)/decision_board.md(既決・未決)/SoT/operations/company_rules.md(KHR稟議フロー)。 座組SoTに「社長の関与度は③意思決定マトリックスで地図化する」と残っていた宿題に対する第1稿です。